施設警備員は取得すべき?防火管理者とは

query_builder 2024/06/10
お役立ち情報 施設警備

皆さん、こんにちは!
東京都江東区を中心に首都圏近郊で「安心・安全」を支える警備を行っている、由田警備保障株式会社です。

今回は、施設警備員として働く方にオススメしたい「防火管理者」の資格についてお話しします。


この資格がなぜ必要なのか、どうやって取得するのかについて、以下で詳しく解説していきます!

【防火管理者とは?】

防火管理者とは、防火対象物の防火上の管理を行う国家資格です。
消防法では、「多数の者を収容する防火対象物には防火管理者を定め、防火管理に係る消防計画を作成させて、防火管理上の業務を行わせなければならない」とされています。

また、消防法に基づき、一定の防火対象物を管理する建物の所有者や管理者は、防火管理者を選任して消防署に届け出る義務があります。


収容人員30人以上の特定防火対象物(例えば、ショッピングモール・映画館・飲食店など)や、50人以上の非特定防火対象物(例えば、オフィスビル・学校・病院など)では、この資格の選任が必須となります。

【甲種と乙種の違い】

防火管理者には甲種と乙種の2種類があります。

①甲種防火管理者


甲種防火管理者は、すべての施設で防火管理者として活動することができます。


これは、建物の用途や収容人数に関わらず、防火管理の業務を全面的に担当できるため、非常に幅広い範囲での防火管理が可能です。

②乙種防火管理者


一方、乙種防火管理者は、甲種に比べて活動範囲が限定されます。
乙種の資格では、特定防火対象物のうち、収容人数が30人未満の施設や、非特定防火対象物のうち、収容人数が50人未満の施設でのみ防火管理者として活動できます。


つまり、大規模な施設や多くの人が出入りする施設では、乙種防火管理者としては対応できない場合があるのです。

【防火管理講習について】

防火管理講習は都道府県知事、消防本部や消防署のある市町村の消防庁、または総務大臣が登録している講習機関(日本防火・防災協会)によって主催されます。


講習の申請方法や受講料は主催者によって異なるため、事前に確認が必要です。

甲種新規講習の場合、講習時間は約10時間で2日間にわたります。
講習内容には、防火管理の意義、火気管理の施設や設備の維持管理、消防計画の作成などが含まれます。


実技訓練では、避難器具の使い方や消火器の使用方法など、日常生活にも役立つスキルを学ぶことができます。

【施設警備員にとってのメリット】

施設警備員にとって、防火管理者の資格は非常に有用です。
警備対象となる施設の種類は多岐にわたり、その中で防火管理者としての知識やスキルを持つことは、大きなメリットとなります。


防火管理者の資格を持つことで、施設の安全を守る責任を果たし、キャリアアップにも繋がります。

施設の安全を守ることは、警備員としての大切な役割の一つです。
防火管理者の資格を取得することで、その役割をさらに強化し、職場や利用者に対する信頼を築くことができます。


安全で安心な環境を提供するために、ぜひ防火管理者資格の取得を検討してみてください!

【警備員募集中!】

当社では、交通誘導警備、雑踏警備、施設警備、貴重品輸送警備など、幅広い警備の現場で活躍する仲間を募集しております。

日勤メインで働きたい方や、高収入を目指して夜勤を希望する方など、一人ひとりに合った働き方が可能です。
未経験からのスタートでも、入社後に資格を取得してキャリアアップを目指すこともできます。

警備の仕事に興味をお持ちの方は、ぜひお気軽にお電話ください!


----------------------------------------------------------------------

由田警備保障株式会社

住所:東京都江東区亀戸1-8-4 由田ビル3F

電話番号:03-3685-7943

----------------------------------------------------------------------