警備員が肩にかけている「紐」の3つの役割

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皆さん、こんにちは!
由田警備保障株式会社です。

街中や施設で見かける警備員が、肩に紐のようなものをかけているのに気づいたことはありますか?一見、装飾品のようにも見えますが、実は警備員にとって欠かすことのできない装備品なのです。

この紐は「モール」と呼ばれ、さまざまな役割を果たしています。
今回は、そのモールの役割や種類について詳しく見ていきましょう!

【警備員が肩にかけている紐の正体!】

警備員の肩にかけられている紐、「モール」は「警笛紐」や「吊紐」とも呼ばれ、業務において不可欠な装備品です。

警備会社は公安委員会に届け出を出したモールであれば、独自のデザインや色を使用することができ、会社ごとに異なるルールが定められている場合もあります。


例えば、モールの色で役職を表している警備会社もあり、外見からその警備員の立場が分かることもあります。

【モールの種類】

モールには大きく分けて「シングルタイプ」と「ダブルタイプ」の2種類があります。

シングルタイプは、3本の紐を編み込んだ軽量なデザインで、夏場の警備に適しています。

一方、ダブルタイプは6本の紐が使われており、シングルタイプよりも太く重厚な雰囲気があります。そのため、格式の高い場所やイベントでの警備に適しており、見た目の威厳を重視したシーンでよく使用されます。

【モールの3つの役割】

モールは、見た目だけでなく、実際の業務においても非常に重要な役割を担っています。
以下では、モールの3つの主な役割について詳しく説明します。

① 警笛の携行

モールは、警笛を携行するための道具として最もよく知られています。

警笛は、交通誘導や緊急時に使われ、すぐに取り出して使用できるように制服の胸ポケットに収納しておきます。


モールに警笛を固定しておくことで、紛失や落下の心配がなくなり、迅速な対応が求められるシーンでもすぐに使用できます。

歩行者に対しては口頭での誘導が基本となりますが、車両に対しては警笛を使用することで、より効果的に指示を伝えることができます。

② ケガ人の止血

警備員は、事故や緊急事態が発生した場合、応急処置を求められることがあります。
モールは、万が一の際に止血帯として使用することも可能です。

例えば、事故や怪我によって出血が見られる場合、モールを使って傷口の上部を締めることで血流を抑え、出血多量によるショックを防ぐことができます。


このように、モールは警備員が緊急時に適切な対応を行うための心強い道具となっています。

③ 拘束具としての使用

警備員が、不審者やトラブルを対処する際、モールを一時的な拘束具として活用できます。

法律上、目の前で現行犯が行われている場合、警備員を含む一般市民による「私人逮捕」が認められています。


しかし、過剰な力で拘束することは違法となる恐れがあるため、相手を必要以上に傷つけないよう注意が必要です。
拘束後は、速やかに警察へ引き渡すことが求められます。

【まとめ】

「モール」は警備員が日々の業務を安全かつ迅速に遂行するための不可欠なアイテムです。


警笛の携行、応急処置、拘束具としての使用など、多岐にわたる役割を果たすモールは、警備員にとって欠かすことのできない装備品なのです。

街で警備員を見かけたときには、肩にかかったモールにも注目してみてください!

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由田警備保障株式会社

住所:東京都江東区亀戸1-8-4 由田ビル3F

電話番号:03-3685-7943

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