貴重品運搬業務検定2級とは？資格取得で広がる可能性 | 江東区で警備の求人なら由田警備保障株式会社 | ブログ

皆さん、こんにちは！
東京都江東区を中心に首都圏近郊で「安心・安全」を支える警備を行っている、由田警備保障株式会社です。

貴重品運搬警備は、他の警備業務と比べて特にリスク管理と安全対策が重視される分野です。
高価な物品の輸送には犯罪のリスクが伴うため、警備員には高度なスキルと知識が求められます。

そうした業務を支える専門資格として「貴重品運搬警備業務2級」があり、この資格は警備員の信頼性を高めるために重要です。

今回は、貴重品運搬警備業務の基本的な内容や受験資格、試験内容、資格取得のメリットまでご紹介します！

【貴重品運搬警備業務とは】

貴重品運搬警備業務は、現金や貴金属、有価証券、骨董品などの貴重品を安全に輸送するための警備業務です。この業務は、警備業法における「第3号警備業務」に分類され、運搬中の貴重品や特定物品を保護する重要な役割を担っています。

一般的に、複数名の警備員によるチーム体制で行われ、特別な装備を備えた車両で輸送を行うことが主流です。 他の警備業務と比べてリスクが高いため、資格取得によるスキルの向上や信頼性が重視される分野であり、万全の安全対策が求められます。

【貴重品運搬警備業務2級とは？】

「貴重品運搬警備業務2級」は、貴重品を安全に運搬するための知識と技能を証明する資格です。
この資格を取得することで、輸送中のリスク管理と迅速な対応能力が認められ、貴重品運搬の現場で専門的な業務に携わることが可能となります。

貴重品運搬警備では、車両ごとに「貴重品運搬業務検定2級以上」を保有する警備員を最低1名以上配置しなければならないという決まりがあるため、この資格は非常に重視されています。

資格を取得することで、貴重品運搬における基本的なリスク管理スキルや対処能力が身につき、警備員としての信頼が高まります。

【受験資格と試験内容】

次に、受験資格と試験内容について詳しく見ていきましょう。

・受験資格

「貴重品運搬警備業務2級」を受験するためには、18歳以上であり、警備員としての新任教育（30時間）を修了していることが求められます。

実際の業務では貴重品運搬車両を運転することがあるため、普通自動車免許の取得が推奨されますが、免許の有無は受験資格には含まれません。

・試験内容

貴重品運搬警備業務2級を取得するには、学科試験と実技試験の両方に合格しなければなりません。

学科試験では、警備業務の基礎知識、貴重品運搬車両の操作方法や故障時の対応、関係法令についての問題が出題されます。
実技試験では、負傷者の搬送方法、警戒杖の操作、貴重品の積卸し時の警戒手順など、現場での応用力が試されます。

この試験に合格することで、貴重品運搬に求められる実務スキルと知識を備えたプロフェッショナルとしての信頼が得られ、現場で活躍するための重要なステップとなります。

【資格取得のメリット】

資格を持つことで、貴重品運搬車両の運転や伴走、見張り業務、トラブル発生時の対応ができるようになり、輸送車に乗車して業務を行うことも任されます。

また、「貴重品運搬警備業務2級」を取得することで、警備員としての信頼性と責任感が高まり、重要な業務に貢献できる力が備わります。

さらに、資格を通じて得られるスキルは、キャリアアップや収入アップの可能性にもつながります。

【おわりに】

貴重品運搬警備業務2級は、警備業務の中でも高度な専門性を証明する資格であり、貴重品運搬の現場での安全を支える重要な役割を果たします。資格を取得することで、警備員としての業務の幅が広がり、プロフェッショナルとしての成長が期待されます。

警備業界でのキャリアアップを目指す方は、資格の取得を積極的に目指してみてください！

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