未然に防ぐ!施設警備員が実践する火災予防対策とは
皆さん、こんにちは!
由田警備保障株式会社です。
施設警備員の役割は、施設内の巡回や入退出管理、防犯カメラのモニター監視など多岐にわたります。その中でも、乾燥する冬場に特に注意したいのが、防災監視と防火設備の日常巡視です。
空気が乾燥すると、建物や家具に含まれる水分量が減り、わずかな火種でも燃え広がりやすくなります。特にこの時期は乾燥注意報が発表されることが多く、全国各地で火災の発生が報告されています。 施設警備員としては、こうしたリスクを未然に防ぐために、日々の巡回や設備点検を徹底することが求められます。
そこで今回は、施設警備員が実践すべき火災予防対策について解説します。
【施設警備員が実践する火災予防対策】
施設警備員は、巡回を通じて火災リスクをいち早く発見し、未然に防ぐことが求められます。特に冬場は、暖房器具や電気設備の使用頻度が増えるため、点検を徹底することが重要です。また、定期的な巡回を行うことで、火災につながる小さな異変を見逃さず、安全な環境を維持することができます。
<主な点検項目>
・電気設備の異常チェック
電源タップや配線の過熱、焦げたような異臭がないかを確認し、異常があれば速やかに報告します。特に、コンセントの差し込みが緩んでいたり、ケーブルが断線しかかっている場合は、火災の危険があるため注意が必要です。
・避難経路・非常口の確保
非常口や避難経路に障害物が置かれていないか点検し、通行の妨げがない状態を維持します。また、避難誘導灯が正しく点灯しているかも巡回時に確認し、異常があれば速やかに報告します。
・消火器・火災報知器の設置状況の確認
消火器の使用期限や設置位置の適正を確認し、異常があれば速やかに対応を依頼します。また、消火器がすぐに使用できる位置にあるか、転倒・破損していないかを確認します。
<防火設備の維持管理>
・消火器・火災報知器の異常チェック
設置場所や状態を確認し、異常を発見した場合は速やかに報告します。 火災報知機の故障が疑われる際も、警備員が直接作動テストを行わず、適切な担当部署へ連絡します。
・防火扉の周囲確認
防火扉の前に障害物がないかを点検し、異常があれば速やかに防火管理者や施設管理者へ報告します。防火扉は火災時に延焼を防ぐ重要な設備のため、確実に開閉できる状態を維持することが重要です。
【警備員が火災を発見した際の対応手順】
施設警備員は、火災が発生した際に迅速かつ適切な初動対応を行うことが求められます。初動対応の遅れは被害の拡大につながるため、正確な判断と冷静な行動が重要です。特に、警備員は施設の安全管理を担当するため、火災発生時には速やかに報告・通報し、利用者の安全確保を最優先に行動する必要があります。
<火災発見時の行動手順>
1.火災の発生を確認し、周囲へ知らせる
・まずは自身の安全を確保しつつ、火元の状況を確認(火災の規模・煙の有無・燃えているものなど)。
・可能な範囲で、大声や非常ベルで火災発生を周囲に知らせる。
・インカムや無線機で本部や上司へ即時報告(「○○地点で火災発生、煙が確認できる」など)。
2.消防機関への通報(119番)と施設管理者への報告
・119番へ通報し、火災の場所・状況・危険性・通報者の氏名を正確に伝える。
・施設管理者・本部にも並行して報告し、館内放送や防火管理責任者の対応を促す。
3.初期消火(安全が確保できる場合のみ)
・小規模で、天井に火が達しておらず、安全に対応できる場合は消火器で初期消火を試みる。
・火の勢いが強い場合や煙が充満している場合は消火活動をせずに避難を優先。
4.避難誘導
・利用者・従業員の安全を確保しつつ、非常口や避難経路へ適切に誘導。
・エレベーターを使わず、階段で避難するよう案内。
・煙を吸わないよう姿勢を低くし、口や鼻をハンカチ等で覆うよう指示。
5.防火設備の確認と消防隊への引き継ぎ
・防火扉や防火シャッターの閉鎖状況を確認し、必要に応じて操作(施設による)。
・消防隊到着後、火災の状況や避難済みの人数を報告し、指示に従う。
【おわりに】
施設警備員の役割は、火災を未然に防ぐために、日々の点検や巡回を徹底することにあります。しかし、万が一火災が発生した場合には、被害を最小限に抑えるために迅速な対応が求められます。
乾燥する冬場は、火災のリスクが高まる季節です。 警備員としては、異常をいち早く察知し、適切な報告・通報・避難誘導を行うことが大切になります。
「火災は発生してから対応するのではなく、発生を未然に防ぐことが何よりも重要」という意識を持ち、日々の業務に取り組みましょう。施設の安全を守るために、今できる火災予防策を徹底し、安全な環境を維持していきましょう!
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