皆さん、こんにちは!
由田警備保障株式会社です。
警備の仕事は、一人で黙々と働くというイメージを持たれがちですが、実際には複数名で連携して動く場面も多く、チームワークが求められる仕事でもあります。現場の安全を守るためには、周囲との情報共有や信頼関係が欠かせません。
そこで重要になるのが「報連相(ほうれんそう)」です。
「報連相」とは、報告・連絡・相談の3つを意味し、安全な現場づくりに欠かせない行動です。日々の勤務をスムーズに進めるだけでなく、万が一のトラブルを防ぐためにも、報連相を意識することは非常に重要です。
今回は、警備業界における報連相の重要性や、実際の現場で活かすためのポイントについて、わかりやすくご紹介していきます!
【警備業界における報連相の重要性】
警備の現場では、事故やトラブルを未然に防ぐこと、そして発生した事象に迅速かつ的確に対応することが求められます。そのため、日々の業務の中で「報告・連絡・相談(報連相)」を徹底することがとても重要です。
報連相とは、自分がどんな判断をしたのか、何に対応したのか、そしてどのような行動をとったのかを、上司や関係スタッフに適切なタイミングで伝えることを指します。
たとえば、施設内で不審な動きをする人物を見かけたときや、交通誘導中に危険な状況が発生しそうなときなど、自分ひとりの判断にとどめるのではなく、周囲と共有し、必要な指示やアドバイスを得ることで、より的確な対応が可能になります。
また、報連相をきちんと行うことによって、自分の役割や判断の内容が明確になり、現場内での信頼関係にもつながっていきます。「何かあればしっかり伝えてくれる」「信頼できる相手だ」と思ってもらえることは、警備員としての評価にも直結します。
警備の仕事における報連相は、単なるやり取りではなく、現場の安全とスムーズな運営を支える大切なコミュニケーション手段なのです。
【報連相に沿った効果的なコミュニケーション術】
警備の現場では、日々の業務報告や緊急時の連絡、そして迷ったときの相談など、チームで情報を正確に共有することが欠かせません。ここでは、報告・連絡・相談をより効果的に行うための実践ポイントを紹介します。
(1)信頼される報告のコツ
報告は、現場での出来事や自身の対応について、相手に「状況を正確に理解してもらう」ことが目的です。そのためには、まず何を報告すべきかを明確にし、要点を絞って伝えることが大切です。
たとえば、施設内で備品の破損を発見した場合には、「いつ・どこで・どのように・現在の状況はどうか」といった情報を簡潔に整理し、落ち着いて報告しましょう。
また、緊急性のある報告や判断を要する事案については、前置きや感想は控え、重要な情報から先に伝えることで、迅速な対応につなげることができます。
(2)情報を正確に伝えるための連絡術
連絡は、関係者全員が現場の状況を正しく把握し、必要な対応をとれるようにするための手段です。勤務交代時の引き継ぎや、現場の変更点に関する連絡など、警備業務では日常的に行われます。
効果的に連絡を行うためには、まず「誰に・何を・どのタイミングで」伝えるのかを明確にすることが重要です。
たとえば、急な車両通行止めの変更が発生した場合には、チーム内で一斉に共有し、対応体制を整える必要があります。その際、伝える順番としては「重要な情報を先に、詳細は後から」という流れを意識すると、相手が理解しやすくなります。
(3)信頼関係を築く相談の仕方
相談は、経験や知識に頼るだけで判断が難しい場面で、上司や同僚の意見を仰ぐ大切なコミュニケーションのひとつです。
効果的に相談を行うためには、「何に困っているのか」「どんな状況なのか」といった背景をしっかりと伝えることが大切です。情報が不十分だと、正しい判断やアドバイスが得られにくくなってしまいます。
また、相談をする際は、相手の意見をよく聞き、自分の考えとのすり合わせを丁寧に行うことで、より良い判断につながります。無理をして一人で抱え込まず、気になったことは早めに相談する習慣をつけましょう。
【報連相ができないとどうなる?】
「報連相って簡単そう」と感じる方もいるかもしれません。ですが、実際の現場で正しく実践するには、意外と難しさを感じることもあります。特に警備の現場では、状況が刻一刻と変化し、さまざまな判断が求められるため、報連相の重要性は一層高まります。
もし報連相が適切に行われていない場合、小さな情報の行き違いが思わぬトラブルにつながることがあります。たとえば、通行ルートの変更が共有されておらず、別の警備員が誤った誘導をしてしまうと、交通事故の危険が高まります。また、「異常はなかった」という一言だけで引き継ぎを終えてしまい、実は警報機が作動していたことが後から判明するなど、対応の遅れを招くケースもあります。
こうした事態は、現場の混乱を招くだけでなく、チーム内の信頼関係を損ねる要因にもなります。「伝えるべきことが伝わっていない」「共有されていなかった」という不信感は、仕事へのモチベーションにも影響します。
報連相を正しく行うには、「何を・いつ・誰に・どのように伝えるか」という判断が必要です。それが曖昧なままだと、「これは言うべきか迷った」「伝えるタイミングを逃した」といった迷いやためらいが生まれ、結果として大切な情報が届かなくなってしまいます。
報連相は、現場の安全を守るための基本であり、信頼される警備員になるための大切な行動です。迷ったときこそ、「伝えること」を選ぶ意識が、安全な職場づくりにつながります。
【おわりに】
警備の現場では、一人ひとりの判断や行動が、現場全体の安全と信頼につながっています。だからこそ、「報告・連絡・相談」を確実に行うことが、日々の業務を円滑に進めるための大切な習慣となります。
報連相は、特別なスキルではありません。「ちょっとした気づきを伝える、困ったときに相談する、必要な情報をしっかり共有する」その積み重ねが、現場での信頼や安心につながっていきます。
最初は戸惑うことがあっても大丈夫です。現場の中で少しずつ実践しながら、報連相を「当たり前の行動」として身につけていくことで、あなた自身の成長にもつながるはずです。
安全で信頼される現場をつくるために、今日から一歩ずつ、報連相を意識して取り組んでみてはいかがでしょうか。
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由田警備保障株式会社では、江東区を中心に地域に根ざした警備を通じて、地元の安全を守っています。現在、交通誘導警備やイベント警備を中心に、一緒に働く仲間を募集しています。
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由田警備保障株式会社
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